魔法無限ループ

ある先輩が私に愚痴をこぼしてくれる。

その方は私より10歳程年上で運送業の
個人事業主をされている。

真面目な人程、愚痴は言わないものだと思うが
どんな社会的地位の方であれ
「人間」にはかわりはないと思うので内心は愚痴の
ひとつ位はあるとも思う。

その方に愚痴を言ってもらえたという事は信用して
いただけたと感じるので凄く嬉しかった。

愚痴の内容はこんな感じ・・・
「おれぁ、トラック乗ってるんやけど、今日取引先の担当者と
喧嘩してきたわ!」

先輩は大柄で喧嘩は強そう(笑)でも温厚で年下の私が生意気に意見をしても
笑って聞いてくれる程、優しい男性だ。

そんな人が取引先のお得意様と喧嘩したと聞いた私はビックリして
聞きかえす。先輩はこう言った「取引先のその野郎は立場を利用して、
弱い人には強く、強い人には弱い、最低な野郎だ!」

さらに「人間の価値というのは職業や立場ではなく長い人生、
最終的には人間性で決まるんや!
俺はそいつの人間性に尊敬を表して頭を下げているんじゃなくそいつが
所属している会社に対して頭を下げているんや!」と続ける・・・
「それをそいつは自分が偉くなったと錯覚してるから指摘したったんや!」と

「おれぁ吹けば飛ぶような小さい会社の社長やけど、
それだけは心に決めてんねん!」と言う・・・

「自分より若い人や社会的立場が弱い人にこそ優しくして導いてあげなあかんねや」
と言いつつ私のグラスに酒を注いでくれる・・・

先輩はおっさんなので同じ話を何回もする(w_−; ウゥ・・
どんどん酒を注いでもらい同じ話を何回もループして聞かせれ意識が朦朧とする中で、
心に誓う・・・「私が将来そうなった場合は先輩にしてもらった事と同じ事を
後輩にしよう。」と・・・

いろんな意味で「無限ループ」・・・ヾ(>▽<)o


















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☆⌒(*^-゚)v 読んで下さりどうもありがとうございました!!

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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